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2007年3月 6日 (火)

胸腔内洗浄から化学療法

一般病室に移動して数日、37.5~38.5程度の間で熱が上下していました、又数日おきに実施される血液検査の炎症反応が低下しない事等から、胸腔内洗浄を実施したのですが、胸腔内のフィビリン膜が邪魔をして洗浄効果が出ないため、3月28日に胸腔内視鏡下にて摘出手術を実施する事になりました。

感染の危険を避ける為に手術室での実施となり、再度本館三階の手術室に向かいました。手術室は滅菌・加圧してあるため雑菌の進入による感染を相当程度防いでくれるとの事でした。手術台に横たわり、主治医のY医師が局所麻酔を右胸部に注射し開始です。同じく主治医のT医師が内視鏡を操作し、Y医師がモニターを見ながらフィビリン膜を切除していきました。今回は局所麻酔のみの為意識は鮮明であり、内視鏡のモニターをはっきりと見ることが出来、ワクワクした事を覚えています。胸壁より垂れ下がったフィビリン膜を次々と切除していくのを目の当たりにし約一時間、最後には洗浄用の生理食塩水を注入すると自分自身の胸腔内にまるで蛇口から注がれるように注入されるのが見え不思議な感動を覚えたものでした。術後は麻酔が完全には抜けていないため、車椅子にて病室に戻りました。この日よりほぼ一週間、毎日右胸上部より500CCの洗浄水を注入し下部のドレン吸引機に排出する作業を実施した結果、発熱も収まり、炎症反応も好転したのでした。

症状も改善され、体力もそこそこに回復してきた為、化学療法を開始する事になり、先ず一回目はシスプラチン+ジェムザールの組み合わせで行いました。早朝5時過ぎより開始し、終了は23時頃でした。ジェムザールは吐き気止めを含めても小一時間で終わるのですが、シスプラチンが毒性というか副作用が強いとの事で嘔吐予防薬と生理食塩水の大量点滴の為に時間が掛かると説明されました。専用の嘔吐予防薬が開発されるまでは七転八倒の苦しみだったそうです。終了後一週間おきにジェムザールの点滴を3回実施してワンクールの終了です。覚悟をしていた吐き気や脱毛といった副作用も無く同室の同じような境遇にある患者からは羨ましがられました。酷い人は食欲が無いばかりか、気力の減退や髪の毛の脱毛等に悩まされていました。

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